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【福岡市中心部、住むならこのエリア】
パークラインと福岡市中央区の公園たち
About Park line and Parks in Chuo-ku, Fukuoka city

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増崎 慶太

Park Estate 代表
宅建士・賃貸住宅経営管理士・相続診断士
元自動車メーカーカーデザイナー
家族:妻、子供2人

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福岡市中央区を南北に走る、緑豊かで心地良い公園が連なる『パークライン』のご紹介
Do you know the "Park Line", which runs from north to south in Chuo Ward, Fukuoka City and is a series of green and comfortable parks?

福岡市内の中心部にほど近い便利な場所に住みたい。でも、コロナをきっかけに自宅で過ごす時間が増えたし、自然や緑が日々感じられる心地良い生活も妥協したくない。

そんな欲張りな方へ朗報です。福岡にはそんな二律背反した望みを叶えてくれる稀有なエリアがあるんです。

それがこれからご紹介する『パークライン』と言うエリア。下の地図をご覧頂くと確認出来る、南北に公園が連なる緑地のラインがそれです。

このライン上には西公園から始まって、大濠公園、舞鶴公園、福岡市動植物園、鴻巣山緑地、野間大池公園とそれぞれ異なった個性を持つ緑豊かな公園がほぼ一列に連なっており、このエリアに居を構えるともれなく街中でありながら緑豊かな環境を享受出来ます。

Park Estateが福岡市中央区の『パークライン』を軸に売買仲介を行う理由
The reason why Park Estate is a real estate brokerage centered on the “Park Line” in Chuo-ku, Fukuoka City

Google mapで福岡市内をじっくり眺めて気が付くのは、パークラインのほとんどが中央区に属していると言うこと。

そのため、意外に思われるかも知れませんが、よほど郊外に行かない限り、福岡市内で一番緑が豊かなのは中央区だと言うことになります。

パークライン上には、中央区の西公園、港、大手門、大名、赤坂、荒戸、唐人町、黒門、大濠公園、桜坂、警固、浄水通といった、利便性に優れると共に緑や公園が身近な住み心地の良い街が並んでいます。
※地図上では分かりやすさを重視して全ては表示していません。

こういった街は住み心地に優れ、今後も資産価値を維持しやすいことから、自信を持ってご購入をお勧めできるエリアとなります。

私たちPark Estateが、このエリアをホームグラウンドに不動産売買仲介を営む理由です。

福岡市中央区にある緑豊かで心地良い公園達をご紹介します
Introducing the green and pleasant parks in Chuo Ward, Fukuoka City

パークラインに連なっている公園達はそれぞれ魅力的であるだけでなく、それぞれ違った個性を持っているところもまた憎いポイント。

例えば西公園と大濠公園を較べてみると一般的には水辺と緑が気持ち良い大濠公園の方が人気がありますが、子供には手付かずの自然が多く残る荒津山(標高約48m)をベースとした西公園も人気がある様です。

以下、それぞれの公園について少しずつ情報をUPしていきます。

西公園

西公園の歴史

元々は荒津山ないし荒戸山と呼ばれていた丘陵地の風致公園*(標高48m)。すぐ近くにある荒戸の地名は荒戸山に由来します。
その歴史は古く、遣唐使や遣隋使の見送りをこの場所から行なっていたことから万葉集にも荒津での別れを惜しむ歌が残っているとのこと。

西公園の特徴

福岡県で唯一、日本桜名所100選に選定されており、桜の季節になると約1300本の桜をひと目見ようと数多くの福岡市民で賑わいます。この時期、光雲神社の参道を兼ねる西公園入口の坂道には多くの出店が並びます。

また西公園の中腹に鎮座する光雲神社は、黒田如水、長政両公をお祀りしている神社。実はパワースポットとしても有名です。

そんな西公園の特徴は、何と言っても街中であるにもかかわらず豊かな自然が残っていること。

園内は様々な野鳥がさえずり、散歩で訪れた際に偶然イタチの姿を見かけたことも。夏になると子供と一緒にカブトムシやクワガタを捕りに出かけるのが、我が家の夏の恒例行事です。

公式Webサイト:光雲神社|福岡市

*風致公園とは:主として風致(自然の風景などのおもむき、味わい)の享受の用に供することを目的とする都市公園であり、樹林地、湖沼海浜等の良好な自然的環境を形成する土地を選定し、配置されたものをいう。

今屋のハンバーガー

西公園の名物といえば、展望台広場にお店を構える今屋のハンバーガー。店主の今崎勝実さんが50年に渡り1人で切り盛りされています。

2007年には、雑誌の企画記事にて全国3位にランクインした実績も。週末になると数十人の行列ができるほどの人気を誇ります。

2022年9月には六本松に支店がオープン。今屋のハンバーガーはいずれ西公園の味から福岡の味になっていくのかも知れません。

公式webサイト:西公園今屋のハンバーガー

今屋のハンバーガー

西公園の再整備計画進行中

西公園に関しては今後の再開発が予定されており、リニューアルが今から楽しみな公園となります。写真は、ドッグランを工事している様子。

他にもなんと、今屋のハンバーガーも近々移転する予定とか(2023年4月現在)。完成まではまだまだ時間が掛かりそうですが、着々と工事は進んでいます。

県営西公園再整備基本計画について
※タップすると福岡県のページに飛びます

舞鶴公園

舞鶴公園の歴史

福岡城の本丸址を中心とする総合公園。明治4年(1831年)に、福岡県庁がこの地に設置されたそうですが、程なく天神に移転。その後は終戦までの長い期間、旧陸軍駐屯地として使用されてきました。

戦後は公園として整備され、敷地内には平和台総合運動場が併設されました。その後、平和台野球場付近から鴻臚館の遺構が見つかったことをきっかけに、舞鶴城址将来構想(セントラルパーク構想)に基づく歴史公園としての整備が着々と進んでいます

舞鶴公園の特徴

舞鶴公園の特徴としては、一年を通じて様々なイベントが開催されることが挙げられます。桜の時期に開催される『福岡城さくら祭り』は夜の桜が映えるライトアップの演出で人気を博していますし、桜が散った後は間髪入れず『舞鶴公園藤まつり』がスタートするといった塩梅。

2023年4月からは約24の事業者による様々なキッチンカーも出店していますので、食べる所にも困りません。

舞鶴公園の広大な敷地内には、平和台陸上競技場やテニスコート、野球場も併設されていますので、スポーツ好きの福岡市民にとっては最も身近な公園と言えるのではないでしょうか。

舞鶴公園関連の公式Webサイトリンク集

『パークライン』についてのまとめ
Summary of “Parkline”

Park Estateが提唱する、福岡市中央区の利便性と自然や緑が身近にある心地良い暮らしを両立することが出来るエリア『パークライン』(弊社の造語です)についてご紹介させて頂きました。

不動産購入を検討される際に、立地は二の次でインテリアや建物の魅力に惹かれて購入を決める方が一定数いらっしゃると思いますが、そこをグッと堪えて頂いて、まず最初は、立地や周辺環境からの住まい探しをPark Estateではお勧めしています。

と言うのが、お金と時間さえかけたら内装や建物はいくらでも変更が効きますが(法律の範囲内にて)、立地や環境は買った後では決して変えられないから。いくらインテリアが魅力的でも・建物が立派でも、周辺環境が心地良くないと本当の意味で生活を楽しむことは出来ません。

それに加えて、不動産の価値は結局のところ立地に収斂(しゅうれん)します。資産価値維持の点からも不動産購入を検討する際は、やはり立地から検討をスタートした方が良さそうです。