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福岡市動植物園で開催されたサボテン・多肉植物展につい

福岡市動植物園で開催されているサボテン・多肉植物展を訪ねました

We visited the cactus and succulent plant exhibition held at the Fukuoka City Zoo and Botanical Gardens.

先日、パークライン*のど真ん中に位置する、福岡市動植物園を訪ねました。目的は、園内の温室ギャラリー前にて開催されているサボテン・多肉植物展。

主催は九州サボテンクラブ。結成以来30年余りの歴史を誇るサボテン多肉植物愛好家の集いです。

このイベント、タイトルからはただの展示会に思えますが、実は展示即売会を兼ねており、一般のお店で買うのに比べて格安でサボテンや多肉植物を購入することが出来るとのこと。

結論から先にお伝えしますと、今回初参加だったことが悔やまれるくらい、ユニークでアットホーム、かつお財布にも優しい、三拍子揃った素敵なイベントでした。以下、訪ねた際の様子をレポートします。

パークラインについて】
福岡市の中心部であるにも関わらず、緑が豊かで暮らしやすく、街中の利便性と心地良い暮らしを両方実現出来る帯状エリア(福岡市中央区の西公園に始まって、舞鶴公園、大濠公園、赤坂緑地、福岡市動植物園、鴻巣山緑地まで続いています)。そのため、自宅の購入を検討されている方には真っ先に検討して頂きたい、Park Estateのお勧めエリアとなります。なお、弊社の事務所もパークライン内にございます。

サボテン多肉植物展受賞作品

展示会場の入り口入って左側の壁沿いには、今回の展示で入賞した作品達が並べられていました。どれも見応えがあって引き込まれます。

会場の中には、ご覧の様に約200鉢の様々なサボテン多肉植物が展示されています。

サボテンと多肉植物の見分け方を知ってますか?
Do you know how to distinguish between cacti and succulents?

緑が好きとはいえサボテン多肉植物については門外漢なので、展示会場の中におられた運営スタッフのお一人に恐る恐る声をかけ説明をお願いしました。

すると出るわ出るわ、次から次に展示されているサボテン・多肉植物の原産地、特徴、育て方等の情報を分かりやすく且つ興味深く教えて頂き、一気にサボテン・多肉植物の魅力に魅せられました。

中でも勉強になったのが、サボテンと多肉植物の見分け方。

サボテンは、専門用語で『刺座』と呼ばれる棘の根元にある綿毛部分の有無が見分けるポイント。棘があっても綿毛が確認できないものは多肉植物なんだとか。

これには目から鱗が落ちた気がしました。綿毛の有無でサボテン多肉植物達を観察すると格段に区別が容易になり、急に賢くなった気がしました笑

次の写真は、サボテンが進化した究極の姿と言われることがある、アリオカルプス(和名:三角牡丹)。葉元にあるのが刺座とのこと。サボテンって奥が深いです。

※ご興味ある方は中部大学の園芸学部の先生が書かれた下記コンテンツをご覧下さい。→サボテンの秘密(形態・生理的特徴)

アリオカルプス

九州サボテンクラブ会員の方々について
About Kyushu Cactus Club Members

サボテン多肉植物展の魅力を形作っている要素として外せないと僕が感じたのが、この展示を企画運営している九州サボテンクラブの会員の方々。どなたも笑顔が印象的。話をして気持ち良い気さくな方々ばかりでした。

中でも感銘を受けたのが、展示を説明して頂いた、九州サボテンクラブと広島カクタスクラブ両方の会員で山口県防府市にお住まいの中村仁さん。ご自宅には約20坪の温室をお持ちとのことで、筋金入りのサボテン多肉植物愛好家の方です。

中村さんにひとつひとつのサボテン多肉植物について丁寧かつ興味深く説明して頂いたおかげで、これまで知らなかった、奥深いサボテン・多肉植物の魅力にぐっと引き込まれることとなりました。

弊社、実は不動産だけでなくBluebookというオンライン紳士録を運営しており、ユニークで魅力的な様々なジャンルのスペシャリストをご紹介しているのですが、やはり魅力的なコンテンツと魅力的な人物はワンセットなのだと改めて感じました。

中村さんは、育てているサボテン多肉植物をインスタグラムで紹介されていますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
中村さんのインスタグラム

サボテン多肉植物展の展示即売会の様子について
About display spot sale fair of cactus succulents exhibition

百聞は一見にしかず。まずは写真をご覧頂ければと思います。

驚いたのがその価格設定。九州サボテンクラブ会員の方々が、サボテン多肉植物の魅力を知ってほしいとの想いから実施されているだけあって、相当割安に設定されています。

我が家はゆっくり吟味して家族と相談した結果、三つの子達を、我が家に迎え入れることにしました(写真を載せています)。

サボテン多肉植物展を訪れる際のポイント・注意点をお伝えします
The points and cautions when visiting the cactus and succulent plant exhibition

【Point1】車でお越しの際は、福岡市植物園前の駐車場をご利用下さい

サボテン多肉植物展を訪れる際にまず注意したいのが、駐車場のこと。

福岡市動植物園は、なんと言っても敷地が広いので、正門エントランスではなく、植物園通りを抜けて福岡市植物園正門の駐車場に停めるようにして下さい。

動物園と植物園を両方見て回る場合は問題ありませんが、植物園だけが目当ての場合は福岡市動植物園の正門駐車場に車を停めてしまうと必要以上に歩くことになってしまいます。

駐車場のご案内
福岡市動植物園のページです。

【Point2】運営スタッフの方に声をかけないのは勿体無い

サボテン多肉植物展を訪れる魅力は、様々なサボテン多肉植物に出会えること以上に、すでにお伝えした様にこの展示を運営する九州サボテンクラブの方々と直に交流できることだと僕は感じました。

クラブの方々は来場者の方と話す機会を楽しみにされている様にも見受けられましたので、是非、臆することなく声を掛けてみてはいかがでしょうか。

【Point3】なるべく平日、それも会期の前半に訪れた方が良さそう

僕は、会期3日目の水曜日に訪ねました。即売会のサボテン多肉植物はどんどん売れていきますので、早く訪れた方がより選ぶ楽しみにがあると思います。

また、最終日である日曜日や週末の土曜日は混雑が予想されますので、なるべく平日のうちに行くことをお勧めします。

【サボテン多肉植物展の詳細情報】
◾️期間
2023年4月13日(火)〜4月18日(日)

◾️場所
福岡市植物園 温室ギャラリー前
〒810-0033 福岡県福岡市中央区小笹5丁目1−1

◾️費用
福岡市動植物園入場料600円のみ
なお中学生以下は無料で高校生は300円です。

お車でお越しの際はこれに加えて駐車料金500円が必要です。

◾️福岡市動植物園の営業時間
9時00分~17時00分(入園は16時30分まで)
※最終日18日(日)は15時30分まで(ご注意下さい)

◾️主催
九州サボテンクラブ

◾️福岡市動植物園総合案内

◾️ボタニカルライフスクエアについて

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