HOME » 不動産売却ガイド » 【2022年下半期最新版】不動産売却を検討中の方が知ってためになる福岡都市圏の最新不動産市況トレンドを解説
福岡都市圏最新不動産市況トレンドをじっくり解説

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福岡都市圏にて不動産売却を検討されている方へ、まず最初にお伝えしておきたいこと

福岡都市圏の2022年最新不動産市況データを元に、福岡市内または近郊の不動産売却を検討されている方が知っておいた方が良い最新不動産売買トレンドを解説いたします。

本解説をお読みになる際にご注意頂きたいことが2点ございます。まず1点目は、不動産は、他の資産と異なり個別性の強い商品である、ということ。

例えば、同じマンションでも階数、日当たり、間取りや使い方によって資産評価が大幅に変わってきますので、一つとして同じ価値のものがありません。そのため、不動産はその性質上一括りで分析しづらい資産となります。

2点目は、福岡市が日本でも数少ない成長都市であること。そのため天神ビックバン 博多コネクティッドといった大型再開発事業に加えて市営地下鉄七隈線延伸工事の影響等もあり、刻々と都市の状況が変化し続けています。

以上のことを踏まえ、これからご紹介する統計資料はあくまで一つの参考情報として捉えて頂けると助かります。

【2022年最新版】
福岡都市圏不動産市況データから読み解く不動産売却を成功させるために知っておくべきポイント

※以下の情報は、(公社)福岡県宅地建物取引業会が公表しているふれんず市況レポート内の2022年4〜6月期データを元にしています。

【2022年最新版】福岡都市圏市況データ
中古マンション

■成約件数は前年比-21.6%
登録件数も多少減っていますが、それ以上に成約件数が大幅に下がっています。

現在の市況では漠然と売り出しても、市場に残り続けてしまうリスクがかなり高い状況と言えます。

それゆえ売却を検討されている方は、不動産ポータルサイト等において売出しマンションの魅力をしっかりアピール出来る仲介業者を選ぶ等、差別化を意識した売却活動が必須と言えそうです。高値売却を目指す場合は尚更です。

■成約価格は前年比+7.6%⬆️
※福岡県で成約価格が上昇にしているのは、福岡都市圏のみ。
成約件数が伸びない状況ですが、相対的に高価格帯の中古マンションが取引の中心になっています。

この3年あまり新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)が流行している間に格差がより進んだ結果だと思われますが、高価格帯の中古マンションについては、個別の条件次第ではありますが、比較的高く売りやすい状況にあると言えます。

下の図は2022年1〜6月期の福岡市中央区における中古マンションの価格帯別成約シェアを表したものです。2021年までと打って変わって、500〜1000万円台の物件と3000万円以上の物件の2価格帯で成約数全てを占めており、奇しくも昨今の格差社会を反映した形となっています。

【2022年最新版】福岡都市圏市況データ
中古戸建

■成約件数は前年比−28%⏬
売出物件数は2期連続の増加傾向にありますが、成約件数が大幅に低下しているため、不動産市場には在庫が積み上がっている状況。

中古マンションのケースと同じく、売却を検討されている方はしっかりとした売却戦略を立てておく必要がありそうです。

■成約価格は前年比+10%⬆️
中古マンションと同じく、高価格帯の物件が取引の中心となっています。

【2022年最新版】福岡都市圏市況データ
土地

■成約件数は前年比−32.9%⏬
福岡県の売出件数は
前年比+ 14.2%の2ケタ増となり、6 期ぶりに増加しましたが成約件数が大幅に低下しているため、不動産市場には在庫が積み上がっている状況。

■成約価格は前年比+10.5%⬆️
やはり高価格帯の土地が取引の中心となっています。

特にマンション等の建設用地には依然として旺盛な需要がありますので、ある程度の広さがある土地(50坪が一つの目安です)に関しては、立地が肝となりますが比較的高く売りやすい状況にあると言えます。

ただし前面道路の幅員や接道状況ならびに建ぺい率・容積率などの諸条件によって売れやすさは変わってきますので詳しくはお問い合わせ下さい。

下の図は今年2022年1〜6月期の福岡市中央区における土地の価格帯別成約シェアを表したものです。元々3,000万以上の取引が8割近くを占めていましたが、今年は何と3,000万以上の取引が100%となっています。

土地価格帯別成約件数シェア

福岡都市圏の不動産を売却する際に知っておくべきポイントのまとめ

2021年下半期から福岡都市圏においては、中古マンション・中古戸建て・土地どれも成約件数が軒並み大幅に減っており、マーケットには在庫が積み上がっているのが現状です。

他方、成約価格に関しては、2桁台の伸びを示しており、不動産取引全般が低調となっている中でも、例外的に高価格帯物件については比較的需要が底堅いと言えます。

不動産売却を検討されている方にとっては、需要が伸び悩む中で不動産マーケットに物件が溢れている難しい局面ですが、まずは主戦場である不動産ポータルサイトにて、いかに自分の物件を差別化し購入希望者の目に止まることが出来るかが鍵になる様に思われます。

また最初にお伝えした通り、不動産は個別性がとても強い資産となります。

それゆえ物件によっては、市況の影響をあまり受けずに比較的高値で売却出来るものも数は少ないですが存在していますので、まずは信頼できる不動産業者へご相談ないし査定を依頼されてはいかがでしょうか。

※本解説は、(公社)福岡県宅地建物取引業会が公表しているふれんず市況レポート内の2022年4〜6月期データを元にしています。

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