本日は、最近ふれんずに登録された”地雷物件”をピックアップ。 残念ながら詳細をお伝えすることは出来ませんが、大手不動産会社が分譲した難あり欠陥マンションが本日の主役です。この様な地雷物件を間違えて購入しないための2つのポイントを本日はご紹介いたします。
Today, we picked up a "landmine property" that was recently registered with Friends. Unfortunately, I can't tell you the details, but today's protagonist is a defective condominium sold by a major real estate company. Today, I would like to introduce two points to prevent you from purchasing landmine properties like this by mistake.
2023年2月10日(金)ふれんず物件研究室第155回は、お勧め出来る物件ではなく、購入を避けるべき地雷物件についてのご紹介です。
物件の詳細についてはお伝えすることが出来ませんが、大手不動産会社が分譲した違法な欠陥マンション。改修済の部分もある様ですが、一番問題なのは、基礎杭が支持地盤まで到達していないこと。
このような物件は、地震が起きた際の安全性が担保されていませんし、売却する際も相場を逸脱した安値で売却するしかないため、安さに釣られて購入するのは決してお勧め出来ません。
この様な地雷物件を誤って購入しないためのポイントは、以下の2つに要約されるとPark Estateは考えます。
①信頼出来る不動産仲介業者に仲介の依頼をすること。
②契約前に重要事項説明書を隅から隅までじっくり読んで理解し、納得した上で署名捺印すること。
Park Estate believes that the points to avoid purchasing landmine properties like this can be summarized in the following two points.
(1) Ask a reliable real estate broker for mediation.
(2) Before signing a contract, carefully read and understand the explanation of important matters from beginning to end, and sign and seal after agreeing.
まず1つ目のポイントは『信頼できる不動産仲介業者に仲介の依頼をすること』
当たり前に聞こえるかもしれませんが、実践されている方は相当少ないと思います。
なぜなら日本の不動産取引は、内見をお願いした不動産業者にそのまま物件購入の仲介をお願いするのが基本的な流れとなっており、物件は選びますが、不動産仲介業者を選ぶプロセスは存在していないため。
誤解されている方も多いと思いますが(実は不動産仲介業者になる前の私も誤解していました💦)、不動産業者は日本全国のほぼ全ての物件を取り扱うことが可能です。
ですので不動産の購入を検討されている方は、いきなり物件を探し始める前に、まずは信頼出来ると思う不動産業者を探すところからスタートされてはいかがでしょうか。
とはいえ、すでに内見を依頼した不動産業者と媒介契約を取り交わして仲介を依頼してしまっている方もおられると思います。そのような方のために2つ目のポイントをお伝えいたします。
それは『不動産売買契約の前に不動産業者が買主に対して行う”重要事項説明”の際に用いる文書(重要事項説明書と呼びます)を事前に入手して、隅から隅までじっくり読んで重要事項説明の場に臨み、分からない点は担当の宅建士に確認して納得した上で署名捺印すること』
宅地建物取引業法第35条により不動産仲介業者は、買主に対して、契約する・しないの判断に影響を及ぼすと思われる重要な事項について漏れなく説明することが義務付けられていますので、物件に欠陥があった場合、少なくとも重要事項説明書には、その旨の記載を載せるはずだからです。
少しでも分からないところは理解出来るまで重要事項説明を行う宅建士に説明を求めましょう。そして説明に納得出来るまでは決して重要事項説明書には署名捺印をしない様にして下さい。
そうすれば、欠陥マンションなどの地雷物件を踏むことはある程度避けられるのではないでしょうか。
皆様の物件購入の参考になれば幸いです。
【参考情報】
※重要事項説明について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。リンク先はウィキペディア(Wikipedia)のページとなります。
※不動産購入のプロセスについては、ParkEstate内のこちらのページにて詳しく解説しております。