本日は福岡における分譲マンションの先駆けと目されるヴィンテージマンションの一室をレポート
Today we report on a room in a vintage condominium that is considered to be the forerunner of condominiums in Fukuoka.
2022年5月6日ふれんず物件研究室第72回は、先日ご紹介した秀和レジデンスの流れを汲む、福岡における分譲マンションの先駆けと言われるヴィンテージマンション最上階の一室をレポート。
May 6, 2022 Friends Property Laboratory The 72nd report covers a room on the top floor of a vintage condominium that is said to be the forerunner of condominiums in Fukuoka, following the flow of the Shuwa Residence introduced the other day.
大濠公園一列目のヴィンテージマンション最上階。専有面積は約93平米。色々と条件が揃った優良物件なれど、レイアウトについては好みが分かれる物件。
The top floor of a vintage condominium in the first row of Ohori Park. the area of possession is about 93 square meters. A good property with various conditions, however, layout should be carefully considered.
先日ご紹介した秀和レジデンスの流れを汲む”大濠公園アーバンライフ”が本日の主役。
最上階、約93平米のお部屋。2018年にリノベしてある様ですので、基本購入後そのまま住むことが可能だと思われます。
価格はさておき、大濠公園一列目のヴィンテージマンション最上階の一室は希少性大であることは間違いありませんが、一点評価が分かれるのがレイアウト。
見て頂くとわかるのですが、残念なことにリビングが部屋の真ん中に配置されているのです。
南側の7.3畳の部屋は可動式の間仕切りを開放することでリビングと繋げることが出来るのですが、それでも、キッチンからの眺めは期待出来ません。
色々と検討した末にこのレイアウトになったのだと思われますが、やはり最上階の部屋で眺望を存分に楽しめないのは、もったいないと思ってしまいます。
最上階のお部屋は、何より眺望を期待して購入される方が多いですので、ヴィンテージマンションや築古マンションを購入してリノベーションすることを検討されている方は、この点、是非ご留意下さい。
【追記/2022年7月18日】
売約済みとなりました。成約まで2ヶ月程度かかったこととなります。郊外の戸建と比べると短期間で決まったと言えるかもしれません。
ただしこの物件が持つポテンシャルを考えるとやはり時間がかかり過ぎたという印象を持ってしまいます。価格はもちろんですが、やはりレイアウトに難があったことが大きいのではないかと想像します。住まい購入の参考にして頂けると幸いです。

福岡市中央区大濠1丁目 4-17
[価格]売約済
[沿線・駅・交通]福岡市七隈線六本松駅 徒歩:8分/640m
[専有面積]内法 93.24㎡ (約28.21坪)
[総戸数]33戸
[建物構造]RC
[階建]地上7階 7階部分
[築年数]1969[S44]年11月
[管理・積立]25670円・26280円
[駐車場]空無