【価格改定有】住みたい街ランキング上位常連、中央区薬院にある中古マンションの一室をレポート
2022年4月21日(木)ふれんず物件研究室第63回目は、福岡市中央区の住みたい街ランキング上位常連の人気エリア、薬院にある中古マンションの一室をピックアップ。
交通の便が良く、周辺は石を投げたらコンビニに当たるくらいのコンビニ激戦区でありながら素敵なカフェや飲食店、セレクトショップ等が点在する、そんな利便性に優れた住みやすさが薬院人気の理由かと。
ただしその代わり、緑は少なめとなりますので、その点が気になる方は赤坂・大濠寄りの方がお勧めとなります。
本物件について解説:『スキップフロアタイプ』のマンションについて
では肝心の本物件についての解説ですが、お勧めのセンターインレイアウトに加えて、2016年にリノベ歴があるので、ほぼそのまま住むことが可能、価格的にも相場レンジ内と、一点気になるポイントを除いて、なかなかの良物件。
実は、その気になる一点が今回この物件を選んだ理由。
それは何かというと、本物件がエレベーターの停まらない階がある『スキップフロアタイプ』のマンションで且つ、そのエレベーターが停まらない階に位置する一室だということ。
そのため自室にアクセスするには、一旦3Fで降りて4Fに上がる必要があります。
高齢の方にとっては、バリアフリーである点がマンションの魅力の一つですから、毎回、階段を利用する必要がある本物件は、購入出来る層が限定されてしまいます。
築古マンションでたまに階段のみの物件がありますが、それと較べると格段にハードルは低いですが、2006年にバリアフリー新法が施行されて以来、新たにスキップフロアタイプのマンションが企画されることは無くなっていることから注意が必要な物件と言えます。
他方、スキップフロアは良い点ももちろんあります。
物件詳細資料の情報のみで解説していますので、一般論とはなりますが、スキップフロアの階は、共用部分を抑えることが出来るため、ゆとりある間取りを採用できることに加えて、プライバシー確保の点でメリット有りとされています。
本物件、他の条件に関してはかなり揃っていますので、スキップフロアマンションのメリット・デメリットを両方天秤にかけてじっくり検討する価値は十分あると考えます。

福岡県福岡市中央区薬院2丁目 12-3
[価格]成約済
[沿線・駅・交通]福岡市七隈線『薬院』駅 徒歩:4分/394m
[専有面積]壁芯 72.08㎡ (約21.80坪)
[総戸数]62戸
[建物構造]SRC
[階建]地上10階 4階部分
[築年数]1985[S60]年05月
[管理・積立]9600・9876
[駐車場]空無