本日は福岡で抜群の人気を誇るグランドメゾンをレポート
2022年4月11日(月)ふれんず新着レビュー第55回目は、早良区『西新』駅近のグランドメゾンが本日の主役。
グランドメゾンは福岡市内において高級マンションの代名詞と言っても良いポジションにあるマンションシリーズ。この機会に本日は、グランドメゾンのこだわり=コンセプトを紐解いていきたいと思います。
グランドメゾンのこだわり①_『集合住宅ではなく、住宅集合』というコンセプト
グランドメゾンの間取りを見ると、ポーチやアルコーブが設定されている玄関エリアにグランドメゾンの流儀を見て取ることが出来ます。
一般的に、玄関前のパブリックとプライベートを緩やかに繋ぐポーチやアルコーブといったスペースは、共用部分に位置付けられるため真っ先にコストカットされる部分となります*。
*一般的には専有部分の面積×平米単価でマンション価格が決まるため
そのため最近のマンションでは見かけることがめっきり少なくなってきましたが、グランドメゾンが掲げる『集合住宅ではなく、住宅集合』というコンセプトにとっては必須の要素だと彼らは考えているのでしょう、グランドメゾンには常にと言って良いほどポーチやアルコーブが設定されています。
本物件においても、図面には記載こそありませんが、やはり玄関は一段奥まった場所に設置されておりプライバシーに配慮した作りとなっています。
グランドメゾンのこだわり②_レイアウト、間取り
また間取りについても、グランドメゾンの流儀を感じます。間取りには、大きく分けて、『田の字』、『センターイン』、『ワイドスパン』といったパターンがあるのですが、一般的には田の字型レイアウトがコストを圧縮できるためよく採用されます。他方、グランドメゾンでは田の地型レイアウトを見かけることがほぼありません。(注)スペースの制約上、50㎡前後の部屋では存在しています。
グランドメゾンの図面を毎回チェックするとそこにはいくつかのルールが設定されていることが見て取れます。
一つは先ほどお伝えした玄関前のスペース。
2つ目は、複数個のバルコニー。こちらもコストがかかる内容なのですが、グランドメゾンとして譲れない部分だと思われます。
そして三つ目が、玄関の位置。右もしくは左側面に設けられていることがほとんどでして、田の字型レイアウトを連想させる上ポジジョンのものは少なくとも私は見たことがありません。
グランドメゾンに限らず、マンションを検討される際は、まず玄関に注目されてはいかがでしょうか。
もちろん生活の舞台はリビングがメインとなりますが、マンションディペロッパーの設計コンセプトが色濃く反映される場所の一つが玄関となりますので。
グランドメゾンのこだわり③_外溝を活かしたマンション作り
そして最後が、外溝です。グランドメゾンを外観から差別化する一番の要素が外溝と言っても良いかと思います。
緑豊かな外溝がマンション前に存在しているのは、『集合住宅ではなく、住宅集合』というコンセプトに沿った、戸建住宅のお庭のメタファーなのだと思われます。もちろん、グランドメゾンシリーズの中長期的な資産価値の維持に資することは言うまでもありません。
こちらについては、『経年美化』というコンセプトで積水ハウスが詳しく説明しているページがありますので、ご興味ある方はこちらからアクセスしてみて下さい。
本物件について
物件詳細資料を見て頂くと、これまで見てきたグランドメゾンの特徴をしっかり有していることが分かると思います。
福岡市営地下鉄『西新』駅まで徒歩6分と交通の便も申し分なく、価格的にも、相場ゾーンに入っており、間違いない選択肢かと。
残念ながら、書面による申し込みが既に入っていますが、内見自体はまだ可能とのことですので、ご興味ある方はお問い合わせを。

福岡市早良区城西1丁目5-18
[価格]4380万円
[沿線・駅・交通]福岡市営地下鉄空港線
『西新』駅 徒歩:6分/449m
[専有面積]88.44㎡ (約26.75坪)
[総戸数]51戸
[階建]地上14階 9階部分
[築年数]1997[H9]年10月
[管理・積立]8000円・ 4300円
[駐車場]無し 15,000円