2022年2月27日ふれんず新着お勧め&気になる物件レビュー第13回目は、久々にパークラインから離れて早良区百道浜の売買物件をご紹介します。福岡市在住ではない方へ、このエリアについて簡単にご紹介すると、百道浜は、1989年にこの地で開催されたアジア太平洋博覧会(愛称よかとピア)のために開発された場所です。
博覧会終了後の跡地には本物件を始めとする共同住宅、商業施設、公園、福岡総合図書館、福岡市博物館などがゆったりした敷地に整備され、百道浜が誕生しました。実は、Park Estateが推す大濠公園やその周辺の住宅街についても戦前に同じような経緯で開発された街でして、1927年に開催された東亜勧業博覧会がその起源となります。
話を百道浜に戻します。百道浜といえば教育環境が整った地域として人気があります。近隣には江戸時代の藩校を起源とする名門修猷館高校や、福岡を代表する私立大学の一つである西南学院大学、福岡インターナショナルスクールなどがあり、福岡市内屈指の文教地区の一つ。
また少し歩けば室見川や百道浜があることから、海辺の環境が豊かなエリアとなりますので、子育てや住環境という面では充実した場所といえます。
物件は、百道浜を代表するランドマーク的位置付けのマンションの一つ。分譲時には最高抽選倍率700倍弱というお部屋もあったくらい人気を集めたマンションだったとのこと。
交通については、福岡市営地下鉄『藤崎』駅まで徒歩11分。歩くと若干距離がありますので、地下鉄よりもむしろバスの方がこのエリアは利便性が良いかも知れません。徒歩1分の場所にバス停があり、バスの本数も多く、天神まで都市高速経由でスムーズに行くこと出来ます。
こちらがマンションの外観。百道浜のランドマークとなる物件の一つだけあって、シンメトリックな造形美が際立っています。
レイアウトは4LDK 110.37㎡ (約33.39坪)。100㎡を超えてくると流石に余裕がありますね。リビング隣の5.8帖のお部屋については、場合によっては壁を外してリビングと一緒にするのも良いかと。両方足すと22.8帖の広さとなります。
リビングが南向きで日当たり良い点はGoodなのですが、眺望という点では、北側に百道浜や福岡タワーが見えるため悩ましいところですね。眺望を取るか日当たりを取るか、一応北側にもバルコニーはありますので、海側の景色が見えないということはありませんが、これはもう完全に好みの問題。日当たりを取るならこの物件、なかなか良い選択だと思います。
先ほど話題に出た眺望についてですが、最初の1枚は北側の写真。中央近くに見えているのは福岡市のシンボルである福岡タワー。福岡タワーの壁面には季節に応じて様々な美しいイルミネーションが施されるので、夜の景色は昼以上にお勧めです。
リビングからの眺望はこちら。11階のお部屋なので、海側の景色が見えないとはいえ、遠くの山々まで見える抜けの良い景色がGood。
室内についてですが、現在リフォーム中とのこと。代わりに同タイプの他のお部屋の写真を参考に載せておきます。リフォームについては3月には完成する様ですので、それ以降でしたら、ご案内も可能です。
本日紹介したこちらの物件、公共交通がバス主体となってしまう点を除けば広さも十分、なかなか良い物件だと思います。価格については格安とは言えませんが、検討する価値はある物件だと思い、本日ピックアップいたしました。
なお本日の物件のように内容としては良いけれどあともう少し安くなれば、という物件については価格交渉もいたしますので、お気軽にご相談下さい。
価格 | 成約済 |
専有面積 | 壁芯 110.37㎡ (約33.39坪) |
管理費 | 有 13200円 |
修繕積立金 | 有 13900円 |
総戸数 | 156戸 |
所在地 | 福岡県福岡市早良区百道浜4丁目 |
交通 | 福岡市空港線藤崎駅 徒歩:11分/880m バス:百道浜四丁目(西鉄バス) 停 徒歩:1分/80m |
建物構造 | RC |
階建・所在階 | 地上16階 11階部分 |
築年数 | 1992[H4]年05月 |
用途地域 | 一種中高層(二種住居) |
管理方式 | 日勤管理 |
管理形態 | 全部委託 |
管理会社 | 総合システム管理株式会社 |
設備 | エレベータ、浴室に窓、全居室収納、全居室フローリング、2面バルコニー、都市ガス |
備考 | 駐車場空有月額:4,000円~7,000円/自治会費:月額300円 |